WAKO'S 和光ケミカル ワコーズ Q-GC V313 クイックガラスコート 45ml

★耐久性と撥水性を重視したフッ素化合物＋滑水性の良いシリコーンのハイブリッド処方です。
★密着性向上粒子配合で、軽い油膜や汚れを落としガラス面への有効成分の定着を助けます。
★密着性向上粒子により部分的な補修や再施工が容易に可能となり、通常施工で均一に仕上がります。
★ガラス半面を一気に施工できる遅乾性なので、付け足す手間が少なく、塗りムラ無く施工できます。
★専用の施工スポンジと拭き取りクロスがセットのため施工性が良く、必要なものはセットになっているので買い足す必要がなくお得。
★拭き取り性が良く、ムラになりにくい仕様。
★超速反応型なので、ガラス面に素早く反応し強固な被膜を形成します。施工後30分程度でワイパー可能

【用途】
自動車ガラスの撥水加工剤
約5台分(フロント＋リアガラス)※フロントのみの場合は約10台分
約3〜６ヵ月持続
※施工の可否については車両状態や取扱説明書に記載されている内容に応じてご判断ください。

(1)水を強力に弾き、きれいな水玉の撥水！
(2)滑水性を強化！
(3)ガラスと反応・結合し強靭な被膜を形成！

昨今は気候変動により、ゲリラ豪雨や線状水帯といった強い雨に見舞われる機会が増えてきました。
強い雨の日や高速道路など速度を上げて走行する環境では、路面から舞い上がる水飛沫なども合わさり、ワイパーだけでは十分な視界の確保ができないことがあります。
また、普段の雨においても水滴がガラス面上で濡れ広がることで視界が狭くなるため、より視界を確保できる方法が求められてきました。
ワイパーは雨での視界を確保する保安装備であり、機能を維持するため定期的な交換・メンテナンスを行うことが求められている部品ですから、正常に動作することがまず基本です。
その上で、より視界を確保し安全性を高める手段としてはガラス面を撥水加工する方法が長らく用いられてきました。
しかし、撥水被膜はワイパーにより擦られ摩耗するため撥水力を保つことが難しく、下地の影響などもあり塗りムラといった不均一な仕上がりになることも課題となっておりました。
そこで、少しでも長く安全な視野を確保することを目的とし、耐久性と撥水性の良いフッ素化合物を主としたシリコーンとのハイブリッド撥水剤を開発いたしました。
また、密着性向上粒子を配合し、有効成分を密着させ撥水性能を発揮しやすい工夫と、ガラス面にムラなく一気に施工できる作業性や拭き上げ性といった仕上がりにもこだわった仕様です。

【仕様手順】
(1)清潔なウエスを水で濡らし固く絞り施工するガラス面を洗浄してください。
※洗車してから施工する場合は十分に水分を拭き取り、施工中は絶対濡らさないでください。
(2)施工面に水分がないことを確認し、必要な場所をマスキングしてください。
(3)使用直前に本品をよく振り(15秒程度)、四角いスポンジの形に沿って液をたっぷりと浸み込ませてください。
(4)小さな円を描くように2〜3往復程度しっかりと擦り、塗り込んでください。
※スポンジは背板の上から押し付けるように持ち、塗り込んでください。横を強く持つとフェルトが剥がれることがあります。
※専用スポンジは使用後1ヵ月以上経過するとムラになりやすくなる場合があるので、スポンジを交換してください。
(5)10分程度乾燥させ白くなったら専用のクロスでムラが無いように拭き上げてください。
※梅雨時期など湿気が多い日は、デフロスターでガラス面を温め十分に乾かしてください。

◆再施工及び部分補修等の方法
3〜6ヵ月経過し再施工する場合や、ワイパーの折り返し部分など、部分的な補修を行う場合、カーシャンプーなどで汚れを十分に除去し、(2)〜(5)を行ってください。
◆メンテナンス方法
専用スポンジ：フェルト面をエアーブローするときれいに保てます。使用開始から一ヶ月以上経過したり、スポンジが痛んだ場合は予備のスポンジを使用してください。
専用クロス：約5台分は十分に拭き取れるサイズですが、拭き上げ性が悪いと感じたらアルカリ洗剤などで洗い、十分に乾かしてください。
◆ワンポイントアドバイス
●施工範囲：半面ずつ施工すると効率的です。しっかりと擦りたい場合や、真夏や風の影響により半面施工が難しい場合は、1/4〜1/3程度の範囲で施工してください。
●乾燥しにくい時：梅雨時期など乾きにくい時はデフロスターでガラス面を温めると早く乾燥します。扇風機などで風を直接当てるのも有効です。
●撥水加工のベストタイミング：撥水剤の一番の性能低下原因はワイパーによる摩耗です。ワイパーゴムなどの交換タイミングで撥水加工を行うと本来の撥水性が維持されやすくなります。
●走行距離や運転時間が長い車両の場合：再施工目安は3〜6ヵ月ですが、走行距離が長い車両やワイパーの作動間隔を早く(回数を多く)設定している場合には摩耗によって早めに再施工が必要になる場合があります。
●撥水が悪いと思ったら(急にビビりが発生しだしたら)：油膜やほこり、花粉、黄砂などがガラス面に付着すると著しく撥水が悪くなります。ボディーWAXやコート剤なども、ルーフから流れてきて油膜となることがありますので、撥水が悪いと感じたらガラス面をしっかりと洗ってみてください。アルコールなどでの拭き取りも効果的です。
●下地が悪い時：ワイパー傷など深いガラス傷がある場合やウロコ、強い油膜、古い撥水コート剤などがある場合は、下地処理剤などを用いて洗浄処理を行ってください。耐久性や撥水性に影響することがあります。落とし切れずにそのまま施工する場合は、本来の性能は望めませんので早めの再施工など対策をご検討ください。
●ワイパー交換をせずに撥水加工を行った場合：耐久性が悪くなったり、ワイパー劣化状況によっては作動不良を起こすことがあります。この様な場合は、ワイパーゴム及びブレードの交換やアームの調整を行ってください。ほとんどの場合ワイパーゴムの交換で解決しますが、もし改善しなければ再施工する、コーティング剤を除去してください。ワイパーゴムは次の順に作動安定性が高く、撥水被膜の持ちもよくなります。グラファイトは最近では標準化してきており撥水加工対応ワイパーゴムと呼ばれることもあります。
標準＜グラファイト(標準となっている場合も多い)＜シリコーン

※輸入車や一部の国産車ではワイパーのセッティングがシビアな場合があり、撥水加工する際にはシリコーンワイパーゴムを選択した方が良いことがあります。
※雨天走行中に急にワイパーのビビりが発生した場合、ワイパーの間欠スピードを最大にすると収まる場合があります。近くの整備工場や量販店に行き、ワイパーの交換など適切な処置を行ってください。
※ガラスにワイパー傷や飛石傷が多いと、凹凸に撥水剤成分が入り込み、見た目ではわからないムラが発生していることがあります。ムラにより一時的にワイパーの作動不良を起こすことがあります、馴染むことで改善することがあります。間欠速度を最大にして数分なじませ、改善しなければコーティング剤を除去してください。

【使用上の注意】
●用途以外に使用しないこと。●吸入飲用不可。●保護手袋を着用し皮膚に直接触れないようにすること。●施工面が濡れている状態で施工しないこと。●混ぜるな危険。塩素系製品と併用しないこと。有毒な塩素ガスが発生する可能性がある。●撥水成分は必要以上に残そうとするとムラになるので、しっかりと拭き上げること。●クセがつき固くなったワイパーゴムはビビりなどワイパー動作不良の原因となることがある。●サイドミラーやサンルーフ、フロントガラス内側、特殊加工されたガラスやミラー、プラスチックなどに使用しないこと。●ガラス面以外に付着した場合は速やかに拭き取ること。シミや腐食させることがある。●炎天下や手で触れないほどガラス面が熱い時は施工しないこと。拭き取れなくなる場合がある。●撥水剤が聞いているガラスには使用しないこと。下地処理を行わないと弾いてしまうので上塗りできない場合がある。●ガラスの傷や飛石跡、古い撥水剤やワイパーキズなど施工後に気が付くことがあるので、事前に確認しておくこと。

・商品名：クイックガラスコート

・メーカー：WAKO'S

・内容量：45ml
専用クロス1枚
専用スポンジ2個